【恐怖症の克服】
恐怖症は無意識の学び
40歳まで、私は大のクモ恐怖症でした!
そして私のクモ恐怖症は、きっと、あなたが想像する以上のものだと思います。
ここから先クモ恐怖症の方は読まないで下さいね、、、
まず、私がクモが大嫌いになった理由は、
父のイタズラのせいでした。
(クソジジイです)
私が幼稚園生の頃、
父は写真店を営んでいました。
店の前には、駐車場を兼ねたオレンジ色の
テントがあって、夏から秋になると、
テントの内側に沢山のにクモが巣を作っていたんですね。
幼かった私は、特にクモのことなど気にもしてなかったのですが、ある日、大きなクモが(手足の長い黒いクモだった)やたら目立っていた秋の日がありました。
父は私をヒョイと抱き上げると、
タカイタカーイと言いながらクモに近づけました。
その時、たまたま大きな黒いクモが
スススーーーっと
私の顔の前に降りて来たんですね、
ビックリした私は大声を出しました。
すると父は、(クソジジイです)
私が怖がるのを面白がって、
何度もクモに近づけるじゃありませんか!
その内泣き出す私に
何でクモが怖いんだ!と怒り出す始末。
そして、ほれ、ほれ、ただのクモだろう〜
とふざけながら、しつこくクモに近づけます
もうたまったものじゃありません!
その後も、宿題をやらなかった罰だの、
お手伝いをしなかった罰だの、
何かと理由を付けては、
私をテントにいるクモに近づけました。
いまだったら虐待です、、、あのジジイ!
そんなんで、
それ以来私はずっとクモ嫌いでしたが、
このクモ嫌いがいつの間にかクモ恐怖症に
変わっていることに気づいたのが高校生のときです!
雨の日の下校時間でした。
傘を閉じてバスに乗りこみ座席に座ったとき
なんと!
なんと!
私の頭の上から小さなクモがス〜っと
目の前に降りて来たんです!!!
私の前髪越しにクモがス〜っと・・・
目の前に・・・
その時、私の意識は遠のいて、
そこから先の記憶がありません。
今でも思い出せないという、、、苦笑
30歳のときもこんなことがありました。
クモが侵入しないように、細心の防御をしていた我が家でしたが、自宅にクモが出たことがありました。当時の夫は単身赴任中、、、
クモ恐怖症で退治などできない私は
その日、娘を連れて2人でラブホテル宿泊。
家の全部屋にバルサンを焚いて、、、
そして、我が家にクモが出るたびに
私たち親子はラブホに逃避。
33歳のときには、クモ恐怖症から、命を脅かすような事まで起こしてしまいました。
私がクルマを運転していたとき、
車内のミラーから
またまたクモがスススーーーっと
降りて来たんです!
絶対窓を開けないようにしてたのに、
何で入ったんだー(泣)
その時私はどうしたのかと言うと、
なんと!
とっさに!
運転していた車から
飛び降りてしまったんです‼️
運転していた車から
飛び降りてしまったんですよ〜‼️
想像してみて下さい。
運転手のいない車が走ってるんです・・・
恐ろしいですよね!
その日は妹が助手席に乗っていて
慌ててサイドブレーキを引いてくれましたが、車が数十メートルは走ったので、
妹も、最初は何が起きたのが理解できなかったのだと思います。
幸い私も軽い捻挫とかすり傷程度で済みましたが、
恐怖症の怖さってここなんです。
恐怖の対象に遭遇したとき、
意識で行動をコントロールできなくなる!
ことが最大の怖さ!
ここまでの恐怖症の人は稀かも知れませんが、
今はパニックを起こすことなく、
小さなクモなら殺さずに逃がしてあげることもできるようになりました。
私の体験談でした。
恐怖症を改善したい人は
まずは体験カウンセリングお越しくださいね。