【人間関係に悩んだ時の対処法】
私たちが抱える三大悩みの一つに「人間関係の悩み」があります。人間関係と言っても、身近な家族から知人程度まで、私たちの人間関係は幅広いですが、やはり大きなストレスとなるのは、毎日顔を合わせる家庭や職場、ご近所さんとの関係問題です。
多くの人は意識していませんが、私たちは常に何かを達成するために生きています。
例えばお腹が空いてご飯を食べるのも空腹を満たすためだし、気に入らない相手のことを友人に愚痴るのも「私の辛さを分かって欲しい」「私は間違っていない」といった承認欲求を満たしたくて起こります。
そしてこれはあなただけでなく、あなたの苦手なお相手も同じです。
お相手も常に何かを達成するために生きていて、自分の価値観や判断基準であんな言動をとっています。
なので、どちらが正しい、どちらが間違っているといった犯人探しをしている間は、あなたはずっとストレスに晒されることになるのでやめましょう。もっと自分を大切にして下さい。
では、こんな時どうしたら良いのか。
NLPでは「サブモダリティの変換」と言う方法を使って、人間関係のストレス軽減に役立てます。サブモダリティとはあなたの頭の中にある記憶のコントロールパネルのようなもの。
あなたが苦手な相手について考えるとき、相手の顔つきや声、着ていた服や髪型、言われた言葉や態度など、そのまま思い出してイヤな気分を味わっています。そしてその映像を何度も脳内で再生してストレスは強化されていきます。
そんな時は、あなたの頭の中にあるコントロールパネルを使って相手を好きなように変化させてしまいましょう。すると相手へのストレスが大分減るはずです。
どうやるのかと言うと、まず最初に苦手な相手を目の前に鮮明に思い出します。そしたら
☑︎相手を小さくして遠くに吹き飛ばす
☑︎言われた言葉を小さく面白い声に変える
☑︎相手の頭をちょんまげ姿に変える
☑︎妖怪が取り憑いているイメージをする
など、あなたが思わず笑ってしまうようなイメージでイヤな記憶を変えていきましょう。
変な例えですが、どんなに苦手な相手でも、初対面であればそこまで強いストレスにはならないはずです。けれど毎日のように顔を合わせることでイヤな記憶やイメージが強化され、あなたのストレスも強化されていくんです。
だからね、毎寝る前はイヤな記憶を残したまま寝ないで下さい。サブモダリティの変換をして少しでも気持ちをリセットして寝てください。
そして変わらない相手に嘆くよりも、あなたが自分で出来る防御方法を知り活用して下さい。
あなたの心を守るのはあなた自身です。
それでは、また!