自分を好きになれないときの対処法
「自分が好きになれない」と言う人がいます。
過去の苦い経験を
克服したつもりなのに…
もう解消したつもりでいたのに…
何かのきっかけで思い出し
またネガティヴな感情を味わっては
「私はまだダメだ」と落ち込む。
あのね
人って色々な顔をもってるの。
ポジティブなあなたも
ネガティヴなあなたもいて当たり前。
例えば子供を産んで母親になったからといって、
いつでも母親の顔で生活をしていたら、
それはそれは窮屈な人生になるでしょう。
「自分はこんな人」と
自分の人格を１つに決めてしまう時点でNGなんです。
なぜなら
そもそも、たった一人の本当の自分なんて
存在しないんだから・・・。
人は色々な顔をもって、
多面性をもって生きているもの。
大切なのはそのバランス。
栄養だって大切なのはバランス。
偏っちゃダメなの。
母親としての顔も、妻としての顔も、仕事のときの顔も
女の顔も、友達と会っている時の顔も
どれもあなた。
「あなたはどんな人？」と聞かれたら、
その時々で変わって良いの。
自分はこういう人でいなきゃいけない
そんな風に思っていたらしんどいだけです。
どれが本当の自分なんて
いま、その感情を味わっている
あなたがウソ偽りない本当のあなた。
ただそれだけのコト。
いっときの感情を
人生全体に結びつけちゃナンセンスです。
ネガティヴな思い出や感情を手放す方法を
私はいくらでも提供できるけれど
ネガティヴな感情を手放すことよりも
もっと大切なことがあります。
それは、自分を認めること。
ときに弱い自分
ときにズルい自分
ときに情けない自分
ときに嫉妬する自分
ときに人を責める自分
どれもあなた。
そして
ときに優しい自分
ときにがむしゃらに頑張れる自分
ときに人を思いやれる自分
ときに人のために働ける自分
ときに…
数えだしたらキリないけどね 笑
どれもあなたなの。
元来、人はネガティヴなものに反応しやすいもの。
生き残るために備わったものなんだけど
ま、それは置いといて、
ネガティヴなことだけに焦点をあてると
それはどんどん膨らんで
予想もしてないネガティヴなものを引き寄せてしまったりもする。
泣きっ面にハチなんて言うでしょ？
とにかくね
どれもあなたなんだから
多面性をもってる自分をちゃんと受け止めてみて下さい。
それだけで
人生楽になったりするから。
ああ、いま私はこんな気分なんだ、って。
あなたの悩みや問題ね、
あると思うけれど
90歳になった自分を想像してみて。
いま、悩んでいること、抱えている問題。
90歳のあなたから見たら、どんな悩みに映るかな。
「まだまだ若いのぉ～」
「健康な身体があるだけ幸せ」
「その年なら何でもやり直せる」
なんて言うかも知れないよ？
あなたの好きなあの人も
色々な顔をもっています。
だから何？
人間てそう言うものよ❤️
心理学の講師をしている私だって
色んな顔をもっています 笑
