【自分が与えるばかり・・・と疲れたら】
相手の期待に応えてばかりいると
自分の喜びは減っていく心理
先日は
関西でビジネスをされている
クライアントさんのオンラインコンサルでした。
1人起業家として成功されている方なんですが
この日はちょっと落ち込みモード、、、
どうしたのか話を聞いてみると、
【お客様に満足してもらうのはプロとして当然】
の思いで頑張ってきたけれど、
最近はお客様の要望に
100%応えられない自分に自信がなくなっている・・・
自分が正しいと思ってやってきたことが
この頃空回りしている気がする、
昔はもっと楽しくビジネスを
していたはずなのに、
最近は辞めることが頭をよぎる、
とお疲れの様子でした。
辛いよね、、、こんな状況は。
これね、
こうなってしまう原因があるんです。
要は、やり過ぎなんです。
なんのやり過ぎかというと、
頑張りすぎ。
気づかいのし過ぎ。
お客様あってのビジネスですから
お客様に喜んで貰うことはとても大切なことですが、
過剰な気遣いやサービスは
かえって自分のストレスを生み出してしまいます。
そして、こう言った状況は、
お客様相手に限ったことではなく、
日常の人間関係でも起こります。
例えば、パートナーの期待に
応えるために頑張り過ぎてしまったり、
相手に喜んで欲しくて
オーバーに褒めてしまったり、
これをしたら(言ったら)喜ぶかな?
としての反応を推測して行動してしまう。
相手の期待に応えようと努力するたび
あなたの喜びは減っていく。
こんな風に、お客様だけに限らず、
日常の人間関係であっても
目の前の相手が喜んでくれたら
誰だって嬉しいもの。
でも、もしあなたが相手に喜んで欲しくて
相手の期待に応えようと努力していたら、
ちょっと注意して下さい。
なぜなら、
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相手の期待に
応えようと努力するたび
自分の喜びは減っていくから
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例えば
お客様の期待に応えようと
一生懸命頑張ったとき、
お客様から「ありがとう」の
言葉をもらって感じる気持ちは、
「ほっとした」安心感が強いです。
良かった、
満足してくれた、
ほーーーーー😌
こんな感じ。
親の期待に応え
褒めてもらえると安心する
子どもの気持ちと似ています。
でもこれは、
相手が喜んでくれないと、
自分の中に喜びが生まれない状態。
そして
相手が喜んでくれないとき、
無意識(感情)ではこんな風に感じたりします。
喜んでもらえなかった、、、
これじゃダメなんだ、、、
自分はダメなんだ、、、
そしてまた
相手の期待に応えようと、
相手を喜ばすことばかりを意識していると、
今度は自分の喜びに
どんどん鈍感になっていきます。
なぜなら、
相手に合わせることばかりしていると、
私たちの無意識(感情)は
自分の気持ちが分からなくなっちゃうから。
自分は何を求めているんだろう、
自分は何をしたいんだろう、
自分の喜びとは何だろう、、、
相手の反応を気にし過ぎた結果
自分の感情に鈍感になっちゃうんです。
これでは自分が可哀想ですよね、、、
逆に「純粋にお客様に喜んでもらいたい」
そんな気持ちで一生懸命サービスを提供したとき、
お客様から「ありがとう」の言葉をもらえると、
「こちらこそありがとう」の
感謝の気持ちが強くなります。
お客様が満足してくれたという
安心感よりも、喜びの気持ちの方が
ずっと大きいはずなんですね。
最近疲れてるな〜
なんか上手く行かないな〜
そう感じたときは、
あなたが意識していなくても、
無意識に誰かの期待に応えようと
頑張ってしまっているかも知れません。
期待に応えようとする自分に気がついたら
もしあなたが、
「相手の期待に応えなければ」
「私が相手を喜ばせなければ」
と頑張っているいる自分に気づいた時は
「自分の評価は自分でする」
と意識してみてください。
たとえ目の前のお相手が
あなたの思うほど喜んでくれなかったり
満足していないように見えたり
自分なりに一生懸命やったのであれば
もうそれで十分です。
反省点があったのなら
次回に活かせば良いだけ。
あくまでも基準は自己評価。
こんなことを意識するだけで
気持ちは楽になります。
疲れたとき、
毎回意識してやることが大切。
また、
誰かの期待に応えようと頑張ることが
長い間癖になってしまっている人もいます。
私はこのパターンでした🙄
こんな人は
意識のトレーニングだけでは
改善が難しいため、
幼少期の「制限的決断」を
解放してあげる必要があります。
インナーチャイルドの癒し
アダルトチルドレンの癒し
価値観のビリーフチェンジ
色々な方法がありますが、
まずは心の仕組みを知ること。
心の仕組みとは
脳と神経のつながりから来る
感情と身体の反応のこと。
NLPの本を参考にしてみて下さい。
そうすると、
ああ〜自分がダメな人間で
こうなってるのではなかったんだ、
と理解できますからね。
ストレスは
やり過ぎ、考えすぎの結果です。
仕事も人間関係も、
自分が喜ぶこと・・・大切にしましょうね!
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